今年も一年の終わりが近づいてきました。
一年を締めくくる有馬記念です。
(ホープフルSもありますが、古い人間にはやはり有馬が一年の締めくくり。)
アーモンドアイが香港を回避して有馬記念に回ってきたので、とても豪華に感じますね。
毎日、レースの流れを想像する競馬ファンも多いかと思います。
今日は、過去の有馬記念と比較して、勝ち馬を探っていきたいと思います。
有馬記念は4番人気付近をねらえ!
20数年競馬を看てきていて、注意すべきなのは4番人気!
または4番人気付近の馬です。3番人気とか。
シルクジャスティス4人気、グラスワンダー4人気、マンハッタンカフェ3人気、
ジョンティルドンナ4人気、ハーツクライ4人気。
1986年以降では4番人気の着は8- 2- 4-19(左から1着-2着-3着-着外)
1番人気が13勝、2番人気が4勝、3番人気が2勝であることから、
4番人気が特に勝ち星が多いことがわかります。
これはなぜか?
私なりの見解ですが、天皇賞秋やジャパンカップで好成績を上げた馬が上位の1、2、3番人気になります。
それらの馬は、激しいG1の競争の後なので疲労がたまっている、
または東京コースが得意で中山が得意ではない、非根幹距離が得意でない、
などの理由から負けてしまうのではないかと思われます。
そして、実力はあるのだけど前走負けて人気落とている。
負けているので疲労度が少ない。
前走、仕上げていないので余裕がある。
3歳で実力未知数、
という馬が4番人気になって勝利をもぎ取るのではないでしょうか。
また、4番人気は周りからマークされることもないのでレースもしやすいのだと思われます。
2着がすくないことから、4番人気の騎手は1着狙いの思い切った騎乗をしているのかもしれません。
4番人気付近でおすすめの馬は!
サートゥルナーリア3番人気、リスグラシュー4番人気、ワールドプレミア5番人気になりそうです。
おすすめはサートゥルナーリアです。
なぜか、それは過去に有馬記念を勝ったあの馬とあの馬にかぶるからです。
グラスワンダーとサートゥルナーリア
1998年3歳で有馬記念を勝ったグラスワンダー。
そしてその時の人気が4番人気!
グラスワンダーはスペシャルウィークやエルコンドルパサーとの同期。
強い馬が何頭もいた世代です。
グラスワンダーは2歳は敵なし、圧倒的な強さで朝日杯を勝ちます。(当時3歳と言っていた)
が、局部不安で休養。(骨折だったと思う)
3歳秋に復帰。復帰初戦は伝説となっている毎日王冠!
エルコンドルパサーとサイレンセンススズカとの三強対決と競馬ファンをわかせました。
結果は5着。三強の1角としては寂しい結果。
その後、アルゼンチン共和国杯を使われますが、ここもいいとこなしに負けます。
骨折で、もう終わった馬と思いました。
そして出てきたのが有馬記念。
最強と言われていた馬もアルゼンチン共和国杯の負けっぷりで人気を落とし4番人気。
しかし、グラスワンダーはこの有馬記念で強いレースをして優勝します。
グラスワンダーは左回りが苦手だったようですね。
ダービーと天皇賞秋を負けたサートゥルナーリアとかぶります。
めちゃめちゃ強いといわれて注目を集めていたが、東京コースを2度負けて人気を落とす。
1998年のグラスワンダーとかぶります。
ヴィクトワールピサとサートゥルナーリア
そしてもう1頭サートゥルナーリアとかぶるのが、2010年のヴィクトワールピサです。
圧倒的1番人気単勝1.7倍の牝馬ブエナビスタが勝つもの、と誰もが思っていました。
3歳のヴィクトワールピサがブエナビスタに勝って金星をあげます。
圧倒的な1番人気になるであろうアーモンドアイが出走する今年の有馬記念に似ています。
ヴィクトワールピサはサートゥルナーリア同様にダービーを1番人気で負けているんですよね。
そんなところも今年の有馬記念とかぶりますね。
過去との比較も楽しいのが競馬!
競馬はいろいろな楽しみ方があります。
今回の記事のように過去のドラマチックなレースとかぶせて感慨にふけるのもまた楽しいですね。
レースまで後数日。予想を楽しみましょう。
最後に、有馬記念の週は馬連がお得! 払い戻しが5%UPです。