有馬記念が終わって、気が抜けていましたが。
あっという間に今年のG1がやってきました。
砂のNo1を決めるフェブラーリーSです。
カフェファラオや、サンライズノヴァ、レッドディゼルが人気を集めそうですが、
高配当で狙っている馬がいます。
それの紹介と解説です。
その馬は、
インティ
です。
前走、東海Sで大敗しています。
チャンピオンズCで3着もあり、圧倒的一番人気、なおかつ、得意の中京1800m、での大敗。
先頭に立ってインティのペースに持ち込んで逃げ切りと思われたスタートですが、
ダイシンインディーにせりかけられ、超ハイペースに。
直線、伸びずに敗退でした。
誰もががっくりきたのではないでしょうか。
その負け方は、フェブラリーSへの布石だったと考えられます。
ではラップを見てみましょう。
2021年東海Sのラップ、インティ12着
ラップタイム
ラップ 12.7 – 10.9 – 11.8 – 12.2 – 11.7 – 12.1 – 12.7 – 12.2 – 12.9
ペース 12.7 – 23.6 – 35.4 – 47.6 – 59.3 – 71.4 – 84.1 – 96.3 – 109.2 (35.4-37.8)
2019年東海S、インティ1着
ラップタイム
ラップ 13.0 – 11.2 – 12.7 – 12.3 – 12.3 – 12.4 – 12.4 – 11.6 – 11.9
ペース 13.0 – 24.2 – 36.9 – 49.2 – 61.5 – 73.9 – 86.3 – 97.9 – 109.8 (36.9-35.9)
明らかに今年2021年は速いです。1200mで2.5秒も速いです。
これと比較したいのがフェブラリーSのラップです。
2020年フェブラリーSラップ(インティ14着、4コーナー4番手)
ラップタイム
ラップ 12.5 – 10.9 – 11.2 – 11.8 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 12.4
ペース 12.5 – 23.4 – 34.6 – 46.4 – 58.7 – 70.9 – 82.8 – 95.2 (34.6-36.5)
2019年フェブラーリーSラップ(インティ1着、4コーナー1番手)
ラップタイム
ラップ 12.4 – 11.5 – 11.9 – 12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 12.4
ペース 12.4 – 23.9 – 35.8 – 48.0 – 60.2 – 71.8 – 83.2 – 95.6 (35.8-35.4)
2020年はハイペースですが、インティが勝った2019年はちょうど良いペースになっています。
着目ポイントを抜き出すと。
2021東海Sペース 12.7 – 23.6 – 35.4 – 47.6 – 59.3 – 71.4 – 84.1 – 96.3 – 109.2 (35.4-37.8)
2019フェブSペース 12.4 – 23.9 – 35.8 – 48.0 – 60.2 – 71.8 – 83.2 – 95.6 (35.8-35.4)
インティが勝った2019年のペースト今年の東海Sのペースがほぼ同じなのです。
距離が200mも違うのにこれだけ、近いタイムになるということは、
大敗した東海Sは、セリかけられたからハイペースになったのではなく。
はじめから、フェブラリーSのペースを叩き込むためにハイペースにした可能性があります。
さらにその推測を裏付けるのが、
東海Sの直線で武騎手はほとんどインティを追っていません。
ハイペースで負けるのは仕方ないね、そうそうに諦めよう、みたいな雰囲気でした。
これは、フェブラリーに向けて体力温存したのでしょう。
フェブラリーSは、過去に馬券になった馬が、何度も馬券になるレースでもあります。
リピーター率が高いです。
今年のインティは、15倍ほどのオッズになりそうです。
ぜひ中穴で狙ってみてはいかがでしょうか。